夫婦関係改善カウンセラー三宅恵美です。大学卒業後、新卒で中小企業の出版社に入社。その後、社内結婚をする。しかし、夫婦間のすれ違いから、夫が浮気し離婚。その後「仕事に生きる!」と猛烈に働くようになる。しかし、そのストレスから、毎日浴びるように酒を飲むようになり鬱と診断される。2年間の療養生活を経て、私が鬱から抜けられるきっかけを下さった心理カウンセラーさんの出身校、「○○心理カウンセラー養成スクール」に入学。そこでは座学と実体験による研修で学びました。その後、夫婦生活改善カウンセラーとして活動し、現在3,523人の夫婦と向き合いその9割が夫婦生活改善に至っています。
・○○認定 心理カウンセラー
・●○認定 NLPコーチング
・○●認定 セラピスト
2012年 都内4か所で「夫婦生活改善講座」
2013年 都内12か所で「楽しい夫婦になる7つの法則セミナー」
2014年 全国12か所で「楽しい夫婦になる7つの法則セミナー」
子供の頃はいわゆる良い子でした。成績は学年でトップで、頑張って結果を出す事が自分の価値だと思っていました。そして成績でトップをとっても「世界は広い、上には上がいる」と、言い聞かされ続け、褒めてもらった経験が殆どありませんでした。「まだまだ、まだまだ」と、更に自分を追い込んでいくようになっていた学生時代でした。
そんな私の初めての挫折は就職活動でした。第一希望の会社はことごとく落ちてしまい、やっと入れたのが小さな出版会社。正直気持ちは悔しかったけど、「仕事で結果を出せば評価してもられるはず!」と信じて、がむしゃらに働いていました。
「誰よりも頑張る事」=「自分の価値」
そう信じていたのが、病む前の私でした。
今の私は、自分の感性と心に素直になって、自分を大切にできるようになりました。それは一度地獄を見たからだと思います。
生きる痛み・苦しみ・絶望。そして、喜び、ロマンス、愛。色々な感情を経験し、徹底して自分を見つめてきたからだと思います。
会社員時代、がむしゃらに働いていた私です。そんな私に、春が訪れました。
会社の2歳上の先輩で、仕事もバリバリ出来てハンサムで若手のホープでした。仕事を一緒にしていく中で、次第にお互い惹かれあい、お付き合いに発展しました。そして、24歳のときに結婚しました。人生の中でこれほど嬉しかった事はない位幸せでした。
彼は「仕事を辞めて家に入ってほしい」と言っていましたが、仕事で頑張らない私は魅力的じゃない・価値がないと本気で思っていたので頑なに拒みました。結婚後も、休日返上してまで、がむゃらに働き続けました。
しかし、仕事に没頭する毎日だったので、すれ違いの毎日がどんどん多くなっていきました。そんな中、夫の心は次第に離れていったのだと思います。その後、夫の浮気が発覚し、離婚しました。
その時「何で夫との時間も大切にしなかったんだろう」と、本気で後悔しました。そして、その痛みに耐えれなかった私は、更に仕事に打ち込んで現実逃避しました。心は泣いていたし、悲しんでいました。
そして、どんなに仕事が遅く終わっても毎日浴びるようにお酒を飲むようになり、睡眠時間はさらに減りました。そしてある日「ぷつん…」と、私の中で何かが切れました。
何もやる気が起きず、頑張る事すらもはや出来なくなりました。頑張りたくても体が動かなかったのです。「頑張れない自分は価値がない」「こんな怠け者の自分は価値がない」と、どんどん負のスパイラルに落ちていきました。
「私どうしちゃったんだろう?」と、検索エンジンに症状を入れて検索してみると「うつ」っぽかった。ネット上の色々な「うつ度診断」をしてみても「うつ」と診断される・・・
「もしかすると私うつかも…」と、メンタルクリニックに行き「うつ」と診断され、何だかホッとした感じがしました。そして、大量のお薬を処方されました。
しかし、そこからが地獄の始まりでした。
家を引き払い、実家に戻り療養生活が始まりました。
初めの1週間は、生まれて初めて何もしない時間を過ごし、ボーっとしていた日々でした。
しかし次第に、朝起きると絶望が始まり、薬を大量に飲み、混沌とした生活を送る中「私って何で生きているんだろう…」「もう頑張れない私には生きる価値がない…」と、どんどん気持ちが落ち込んでいきました。
処方されたお薬を飲むと少し和らぐのですが、次第に効かなくなり、どんどんお薬が強くなりました。お薬が強くなるにつれて、胃腸のお薬など更に薬が増えていき、人間的な感情が壊れていくような感覚でした。
でも、思考停止してしまった私はそれすら分からず、ある日「もう生きるの止めよ…」と強く感じ、大量に薬を集め、強いお酒と一緒に全部飲みました。
気がつくと病院でした。心底心配してくれる母が目の前にいました。あたりを見ると心配して来てくれたであろう友人の差し入れがありました。
「なんで、こんなことしちゃったんだろう…こんなに心配してくれる人達に囲まれていたのに…」と、ぎゅーっと心が痛くなった。涙がボロボロ落ちてきた。嗚咽をしながら母の胸の中で泣いていました。
そして、「もうこんなことをしない!」と深く刻まれたのが、うつから抜けるキッカケとなりました。
「何がなんでも良くなる!」と、【うつの治療に良い】とされるものを試してみました。そんな中、私の運命を好転させる一人のセラピストでありカウンセラーさんに出会いました。
次第に生きる目的が見えて「先生のようなカウンセラーになりたい!」と、心底感じた時、先生の学んでいたカウンセリングスクールに飛び込んでいました。
私と同じ境遇の人たちも多く、心と心が触れ合う中、どんどん希望の度合いが増えていきました。気が付いたら薬は飲まなくても平気になり【うつ】から抜けていました。
そして、私のように「夫婦関係の破綻をきっかけに【うつ】になる人を、そうなる前にサポートしたい!」と思うようになり、夫婦関係改善に特化したカウンセラーになりました。
私が一番大事にしている事は「クライアントに自然な笑顔」が戻るよう、「本来の自分の価値・ありのままの自分の存在価値」を感じてもらい、依存させず本気で寄り添う事です。
初めは不安・不満・苛立ち、色々出てきてしまう感情をもっていらっしゃるクライアントも、必ずその奥にある【愛情】に辿り着きます。その時初めて夫婦関係修復の一歩が始まります。
その為に、初めは夫婦のどちらかがカウンセリングにいらしたとしても、夫婦ご一緒に来ていただくようにしています。
初めはぎこちなくてもいい、本当の感情を感じながら、確かめ合いながら、一つずつ深めていくことが大事だと経験上分かっているからです。
次第にお互いの大切にしていることも分かるようになり、結婚した時よりも深い関係になっていきます。
その時、クライアントから自然と出てくる笑みに、私も癒され心から喜びを感じてしまいます。
夫婦双方の状態が整っていると、非常にいい関係になり深まっていきます。しかし、どちらか一方の状態が落ちていくと不協和音を発し、すれ違いの原因になってしまします。
今の現代社会では、中々状態が整いにくい社会です。1998年から自殺者が3万人を超え、2011年から3万人を切ったと公式発表されていますが、それほど日本人は心が疲れきっています。尚更整いにくい社会だと感じます。
「スキル」=「価値」
が蔓延しています。私もそこに囚われ落ちるところまで落ちました。でも、人間誰しも本質は愛されたいし愛したい、幸せになりたいという願望があります。
そして自分の価値は自分しか本当の意味で認めることはできません。
それが出来た時、心にかかる負荷は軽減されていきます。まずは、自分の心を満たすこと。自分で自分に愛情を満たしてあげること。ここが大事だと心理を学んでも実経験でも双方で「そうだ!」と確信しています。
自分を愛し認め自分らしく生きる夫婦が増えたら、素敵な暖かい輪が広がっていくと信じています。愛が増えていくと信じています。
今は先の事が見えないかもしれない。
今はパートナーに感情をぶつけてしまうかもしれない。
今は自分が苦しくて苛立って仕方ないかもしれない。
でも、諦めさえしなければ必ず「夜は明ける」とはっきりと言えます。
それは、自殺未遂までしてしまった私が、今は希望に満ちているからです。そして、述べ3000人以上のクライアントと関わらせて頂き、自然と溢れる笑顔に変わっていった夫婦をたくさん見てきたから、はっきり言えます。
今のその闇は「必ず晴れる」と。
もし、私にご相談してみたいと感じた方は、是非2人3脚でその夜を明けるサポートをさせて頂けましたら幸いです。
夫婦関係改善カウンセラー 三宅恵美